秀の会 発足にあたって
「秀」創刊にあたって 秀主宰 染谷秀雄
足掛け三十一年続いた「屋根」が終刊したが、この仲間とともに築き上げてきた交流の絆を大事に、これからも共に俳句を続けたいと願い、斎藤夏風先生のお勧めもあり、「秀」を立ち上げた。年齢的なことから何処まで出来るか不安ではあるが引き受けたからには会員と心をひとつにして心の通った結社にし、「秀」を発展させて行くのが切なる願いだ。
「秀」は師系を「夏草」山口青邨、「屋根」斎藤夏風の流れを汲み、有季定型・客観写生を標榜して「待つ心」「迎える心」「共生の心」「名残の心」を作品に投影し、俳壇の一隅に寄与して行きたいと願うものである。
また、今後のあり方としては、普段、作品を通してしか知ることのできない地方の会員とも出来る限り交流を図りたい。そのためには時間の許す限り出向いて句会をしたり、添削などの指導をするつもりだ。三艸文を中心にした文章も俳句とともに「秀」の両輪として充実させていく所存である。当面は季刊とし、なるべく早い時期に月刊へ移行したい。
平成二十九年六月
主宰動向
- 平成30年
- 足立俳句大会 5月5日
- 特別選者として参加 場所:綾瀬プルミエ(勤労福祉会館)
- 北上詩歌文学館 4月22日(日)
- 「第25回雑草園祭」で「山口青邨 雑草園」を講演。選者。
- WEP俳句通信 103号(4月14日発行)
- 特集 兜太逝く「金子兜太の一句」欄で句鑑賞
- 俳壇 11月号
- 7句「月の山」掲載
- 俳句界 10月号
- 俳人訪問 5句掲載
- 2017年9月7~8日
- 山形 土田竹童顕彰全国俳句大会 出席
- 俳句四季 9月号
- 今月の華 掲載
- 2017年8月14日 WEP俳句通信 99号
- 作品16句 「走り鮎」掲載
- 角川「俳句」 2017年8月号
- 俳人スポットライト 「運河橋」 7句掲載
- 2017年8月14日 WEP俳句通信 94号
- 実力作家7人競詠20句 「近江の秋」掲載
入会案内
入 会 誌代入金(12,000円 1年単位)をもって自動的に会員となります。
投稿要領
原 稿 | 俳句・毎号10句投句(会誌巻末投句用紙使用のこと)
文章は原則として600~800字を限度とした文章とし、毎号一人一作とする。 縦書きメール添付または400字詰の原稿用紙を使用し、82円切手4枚を同封する。掲載可否は主宰が決定する。一部添削あり。 |
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送付先 | 〒266-0005 千葉市緑区誉田町3-30-93 染谷秀雄 |
関連情報
斎藤夏風先生墓所ご案内
都営地下鉄大江戸線 「牛込柳町」駅下車。西口を地上へ。
左折してすぐに瑞光寺(ずいこうじ)があります。
正面突き当たり、左側の建物の扉を開けるとお花、お線香を受けられます。
鉤形に右折して左折すると墓地入口のドアです。
ドアを開けると右に寄せ仏が。
そこを左折にて直進、突き当たりを左折します。
前方にお水屋があります。
お水屋を背にして斜め左方面に齋藤夏風先生のお墓があります。